永山絢斗の大麻事件はなぜバレたのか?捜査の内幕と裏切りを追跡
決定的な情報を掴んだ警視庁組織犯罪対策部は、即座に家宅捜索へ踏み切ったわけではない。裁判所から令状を確実に取得するため、極秘の内偵捜査が執拗に続けられた。
捜査員たちがターゲットにしたのは、永山の自宅マンションから出される生活ゴミだった。廃棄されたゴミ袋を密かに回収し、中に残された微細な植物片や巻紙の燃えかすを科学分析に回す。そこで大麻の陽性反応が出た瞬間、疑惑は法的な「確証」へと昇華した。逃げ道を完全に塞いだ上で、深夜のガサ入れが決行されたのである。台所の棚から見つかった小分けのパウチは、長期間にわたって安定的に仕入れを行っていた密売ルートの存在までをも浮き彫りにした。