銀の帝王クロムハーツ熱狂の裏側!価格改定スクープと新作の行方
カルチャーシーンの覇者たちとの共犯関係も、神話を強固なものにしてきた。世界的ラッパーのドレイク (Drake) は、自身のカスタムカーから特注のスタジアムジャケットに至るまで同ブランドを愛用し、そのライフスタイルそのものをアイコン化させた。ストリート・ラグジュアリーの潮流を牽引した故ヴァージル・アブロー率いるオフホワイト (Off-White c/o Virgil Abloh) との歴史的コラボレーションは、今やオークションハウスを揺るがす伝説のマスターピースとして語り継がれている。
Instagramをはじめとするソーシャルメディア上では、セレブリティたちが無造作に重ね付けしたヘビーウェイトのジュエリーが日々タイムラインを埋め尽くす。だが、ブランド自身は派手なデジタル広告を打たない。バイラルな拡散すらも、外部の熱狂が勝手に生み出す副産物にすぎないというスタンスが、逆にその威厳を際立たせている。