引き出しに眠る旧500円札が高騰?プロが明かすプレミアの真実
紙幣の四隅や上下に印刷された英数字列、すなわち「記番号」こそが、紙幣鑑定における最大の宝探しエリアだ。
最も分かりやすい高額要因が「アルファベットの組み合わせ」である。記番号の最初と最後がアルファベット1文字で挟まれた「A-A券(初期発行分)」は、コレクター垂涎の的だ。特に頭が「A」で末尾も「A」の個体は、製造の最初期ロットを意味するため、C号券であっても数万円の価格帯へ一気に化ける。
数字の並びも見逃せない。「777777」のようなゾロ目や、「123456」といった階段状の連番、あるいは「000001」などの極小番号は、オークションで激しい入札合戦を引き起こす。さらに、印刷インクの色が初期の「黒色」から後期の「褐色(茶色)」へ切り替わったタイミングの珍しい組み合わせなど、細かな仕様差が査定額を大きく左右する。