桜田淳子と旧統一教会の深層|合同結婚式から復帰の行方まで追う
1972年、伝説のオーディション番組『スター誕生』で審査員の圧倒的な支持を集めて芸能界入りを果たした桜田淳子。森昌子、山口百恵とともに「花の中三トリオ」として昭和アイドル歌謡の黄金期を牽引した彼女は、まさに時代の寵児だった。所属事務所のサンミュージックプロダクションにとっても至宝であり、その明るい笑顔と豊かな表現力は瞬く間にお茶の間を魅了した。
だが、眩いスポットライトの裏側で、彼女の胸中には深い孤独と精神的な葛藤が渦巻いていたという。多忙を極める日々のなか、実姉からの勧めをきっかけに教えに触れ、やがてその教義に深く傾倒していく。大衆の偶像として消費される過酷な現実の中で、彼女が求めた魂の救済。それが結果として、彼女の人生の舵を誰もが予期せぬ方向へと大きく切らせることになった。