野球ハンデ表の読み解き方と勝率を劇的に変えるプロの投資分析術
日本野球機構(NPB)とメジャーリーグベースボール(MLB)では、同じハンデ設定であってもその実質的な価値が大きく異なる。投高打低の傾向が色濃く残るNPBでは、1試合の平均総得点が低く、1点差ゲームの発生確率が極めて高い。つまり、NPBにおける「+1.5」のハンデは、打撃戦が頻発するMLBにおけるそれよりも遥かに強力な防壁として機能する。
MLBでは長打力とフライボール革命、さらにはピッチクロックやシフト制限などのルール改定を経て、ビッグイニングが生まれやすい環境が整っている。そのため、実力差があるカードではランライン「-1.5」はおろか、「-2.5」やオルタナティブ・ハンデ(追加ハンデ)が積極的に買われる傾向がある。
リーグごとの戦術トレンドや救援陣の防御率、さらにはボールの反発係数に至るまで、球界全体の微細な変化がハンデ表の基準点に直接的な影響を及ぼしているのだ。