羊文学「202」歌詞の深層!塩塚モカが楽曲に込めた切ない世界観
90年代シューゲイザーやインディーロックの遺伝子を継承しながら、歪んだギターノイズの隙間に美しく透き通るメロディを走らせる。羊文学の鳴らすサウンドは、根っからのオルタナティヴ・ロックでありながら、同時に極めて上質なJ-POPとしての親しみやすさを兼ね備えている。
「202」においても、イントロから鳴り響くギターのトーンと低音の揺らぎが、歌詞の持つ静かな寂涼感を見事に拡張している。ジャンルという枠組みを軽々と飛び越えるそのアプローチ。日本のポップスシーンにおいて、インディーとメジャーの壁を心地よく破壊した快作と言えるだろう。