塩アレルギーは実在する?皮膚の赤みや蕁麻疹に隠された驚きの真相
実際の症状は多岐にわたる。肌に海水や塩分の高い汗が触れることで発症する接触皮膚炎をはじめ、食後に突如襲ってくる強い吐き気や腹痛、さらには全身に広がる蕁麻疹まで様々だ。重篤な場合には、血圧低下や呼吸困難を伴うアナフィラキシーのようなショック状態に酷似した反応が引き起こされるケースも報告されている。
ここで留意すべきは、精製塩以外の岩塩や天日塩に含まれる微量の金属成分(ニッケルやコバルトなど)や、固形化を防ぐための食品添加物が抗原(アレルゲン)になっている可能性だ。食塩そのものではなく、一緒に含まれている物質に体が反応している場合、原因の特定には専門的なアレルゲン検査が欠かせない。