子宮筋腫の手術費用はいくら?自己負担額と保険適用の真相【2026】
手術の術式(切開方法)と並んで費用や術後生活に影響を与えるのが、「子宮そのものを摘出するか」「筋腫のみをくり抜くか」というアプローチの違いです。
将来的な妊娠を希望する場合や子宮の温存を強く希望する場合は、筋腫の病変部だけを摘出する子宮筋腫の核出手術が選択されます。細かな縫合技術が求められるため手術時間が長くなる傾向があり、費用は術式に応じて3割負担で約15万〜30万円の幅に収まります。ただし、微小な筋腫が残存していた場合に将来再発するリスクはゼロではありません。
これに対し、根治を目指す子宮全摘手術の費用と入院日数を見ると、3割負担での医療費は約15万〜28万円、入院日数は腹腔鏡で5日前後、開腹で7〜8日程度と核出手術と大きくは変わりません。子宮全摘を選択した場合、子宮筋腫の再発や子宮頸がん・子宮体がんのリスクを根本から防ぐことができます。卵巣を残せば女性ホルモンの分泌は保たれるため、更年期症状が急激に悪化する心配も基本的にはありません。