汐留シティセンター深層取材!絶景レストランと進化するオフィス
この街の成り立ちを振り返る上で欠かせないのが、総面積約31ヘクタールに及んだ汐留シオサイト再開発プロジェクトの壮大さだ。国内最大級の再開発エリアにおいて、その中核的フラッグシップとして位置づけられたのが本ビルだった。構想段階から事業を主導した三井不動産は、単なるビルの建設にとどまらず、街区全体の歩行者ネットワークと回遊性を徹底的に設計した。
日本の不動産ディベロップメント産業における一つの到達点とも評されたこの試みは、オフィスと商業、そして文化機能をシームレスに結びつける都市モデルを確立した。地上と地下の多層的な歩行者動線は、気象条件に左右されることなく人々を迎え入れ、街全体に滞留と交流を生み出す仕掛けとして今も機能し続けている。