ウィー・アー・ザ・ワールド和訳徹底解説!歌詞の真意と伝説の裏側
1980年代半ば、音楽界はかつてない変革とエネルギーに満ち溢れていた。いわゆる80年代洋楽の黄金期だ。その渦中で立ち上がったのが、伝説のプロジェクト「USAフォー・アフリカ」だった。イギリスで先行したバンド・エイドの動きに刺激を受け、アメリカのトップアーティストたちがエゴを捨てて集結するという、当時としては正気の沙汰と思えない企画が動き出したのだ。
スタジオのドアには「エゴは入口で預けてこい」という有名な貼り紙が出されたという。エチオピアの大飢饉という未曾有の危機に対し、言葉だけでなく行動で示そうとしたミュージシャンたちの執念。単なるチャリティ・ソングという枠組みを超え、文化やジャンルの壁を打ち破る巨大なうねりとなって全米、そして世界中を飲み込んでいった。