頸動脈を守り血圧を下げる!プロが教える人迎ツボの正しい押し方
人迎の刺激において、絶対に破ってはならない鉄則が存在する。それは「両側のツボを同時に押さない」こと、そして「強く揉まない」ことだ。
頸動脈洞を両側から強く圧迫すると、「頸動脈洞反射」と呼ばれる急激な神経反射が引き起こされる。これは脳が「血圧が異常に高すぎる」と誤認し、迷走神経を介して心拍数を一気に落とし、末梢血管を急激に拡張させてしまう生理現象だ。結果として急激な脳貧血、めまい、最悪の場合は失神や心停止に至る危険すら孕んでいる。動脈硬化が進んでいる高齢者や心疾患を抱える人は、強いマッサージを厳禁とし、専門家の指導なしに深い圧迫を行ってはならない。