映画小道具職人が明かす!本格的な魔法の杖の作り方とDiy技
『ハリー・ポッターと賢者の石』から始まった映画史に残るファンタジーの金字塔。その現場で長年、映画小道具制作の第一人者として腕を振るってきたのが、造形アーティストのピエール・ボハナ氏だ。ワーナー・ブラザースの映画スタジオで数々の魔法道具を生み出してきた彼の手仕事には、世界中のファンを魅了する秘密が隠されている。
ボハナ氏が手掛けた杖は、単なる小道具ではない。原作者のJ・K・ローリングが紡いだ緻密な世界観を受け継ぎ、キャラクターそれぞれの性格や生い立ちが木目や曲線に刻み込まれている。プロの現場では、あえて完璧な左右対称を避け、意図的な歪みや「使い込まれた歳月の痕跡」を残すという。このリアルな質感こそが、画面越しにも伝わる本物の存在感を生み出しているのだ。