つらい鼻づまりを即効解消!コールタイジン点鼻薬の正しい使い方

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「使えば使うほど効かなくなる」。利用者が漏らすこの悲鳴こそ、薬物性鼻炎(肥厚性鼻炎)の典型的な初期症状だ。血管収縮成分であるテトラヒドロゾリン塩酸塩を頻繁に噴霧すると、血管のα受容体が刺激に対して鈍感になっていく。減受容体化と呼ばれる現象だ。

受容体が麻痺すると、本来の薬効が得られなくなる。すると利用者は噴霧する回数や量を増やしてしまう。過剰な薬液に晒された鼻粘膜は過度の収縮と拡張を繰り返し、やがて慢性的な炎症を起こして組織自体が分厚く肥大化する。こうなると市販の点鼻薬では歯が立たない。

最悪の場合、肥厚した粘膜を切除する外科手術が必要になるケースすらある。鼻づまりを解消するための道具が、かえって不可逆的な鼻閉を生み出すという皮肉な事態は絶対に避けなければならない。

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