通算500発へ!西武・中村剛也が見据える境地と現役続行の真相
選手生命の晩年を迎えたスラッガーがどのような決断を下すのか。ファンの最大の関心事は、そのバットがいつまでグラウンドで火を噴くかという点にある。チーム関係者や首脳陣への取材を進めると、表舞台では決して語られない中村のストイックな素顔と、今後の去就に対する本音が見えてきた。
「中村は練習メニューの合間、若手打者のスイングを誰よりも静かに観察している。多くのアドバイスを自分から口にすることはないが、後輩が教えを乞いに来れば、バットの握り方ひとつから惜しみなく感覚を伝える」と球団関係者は明かす。年齢とともに変化する肉体と向き合いながら、打撃フォームの微調整を繰り返す日々のルーティン。限界説が囁かれるたびに特大のアーチで黙らせてきた主砲は、自身の引き際について「チームに求められ、バットが振れる限りは打席に立ち続ける」と静かに闘志を燃やしている。