水谷豊と成宮寛貴が刻んだ伝説!相棒12の衝撃伏線と劇場版の真実
本作を語る上で欠かせないのが、映画との濃密なリンクだ。『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』へと物語が接続していく過程は、当時のファンに強烈な興奮をもたらした。第19話をはじめとするテレビシリーズ内の描写が、孤島を舞台にしたスケールの大きな密室劇へと自然に橋渡しされていく構成は見事というほかない。
孤立した防衛拠点、不可解な死亡事故、そして国家規模の隠蔽工作。テレビの枠組みを超えたハードな世界観が、劇場版への期待感を最高潮へと押し上げた。映画館のスクリーンとテレビの前のリビングルームを見事な導線で結んだこの連動劇は、メディアミックスの先駆的な成功例としても記憶される。