炭火香る阿蘇の奥座敷、高森田楽の里で味わう秘伝味噌と極上時間
休日の昼時ともなれば数時間待ちが当たり前となる人気店だが、2026年の今、快適に訪れるためのスマートな動線が存在する。熊本市内方面からのメインルートである国道57号線および北側復旧道路は観光シーズンに混雑が集中しやすい。独自取材によると、南阿蘇鉄道の高架や新阿蘇大橋ルートを経由し、県道28号線(熊本高森線)から俵山トンネルを抜けるルートが時間帯を問わず極めてスムーズだ。Google マップのリアルタイム交通情報を確認しつつ、開店直後の10時台前半、あるいは昼のピークを過ぎた14時半以降を狙うのが鉄則である。
さらに、常連の間で密かに親しまれている「通の楽しみ方」がある。それが、名物の「たかきびご飯」と囲炉裏の炭火を組み合わせた裏の締め技だ。香ばしく焼き上がった田楽の串に残った味噌をほんの少しご飯にのせ、薬味のネギと地元の山菜、そして急須で供される熱々のお茶を注いで即席の「田楽味噌茶漬け」に仕立てる。炭火で炙ったヤマメの身を少しほぐして加えれば、出汁と香ばしさが重なり合う至高の椀が完成する。公式メニューには大々的に書かれていない、知る人ぞ知る極上のフィナーレだ。