スーツの白カビ緊急対処法!自宅での落とし方と失敗しない予防策
生地の表面にうっすらと付着した初期段階の白カビであれば、適切なアイテムを用いることで自宅でもきれいに除去できます。作業時は部屋の中にカビの胞子を拡散させないよう、必ずベランダや屋外などの通気性の良い場所で行ってください。
準備するものは、消毒用エタノール(アルコール濃度70〜80%程度)、清潔な布(または厚手のペーパータオル)2〜3枚、マスク、使い捨て手袋です。
具体的な除去ステップは以下の通りです。
ステップ1:屋外で胞子を払い落とす
マスクと手袋を装着し、屋外で乾いた布を使い、表面の白カビを優しく払い落とします。この際、生地を強くこすりつけると菌が繊維の奥に入り込むため、表面をなでるように払うのが鉄則です。
ステップ2:消毒用エタノールで叩き拭き
清潔な布に消毒用エタノールを適量スプレーして湿らせます。カビが発生していた箇所に対し、上から優しくトントンと「叩き込む(タッピング)」ようにして除菌していきます。カビ菌をエタノールで無力化させながら、布側へ移し取るイメージです。
ステップ3:風通しの良い日陰で徹底乾燥
除菌が完了したら、直射日光を避けた風通しの良い日陰に干し、水分とアルコール分を完全に揮発させます。生乾きの状態のままクローゼットへ戻すと再発の原因になるため、半日〜1日ほどしっかりと乾燥させてください。
※デリケートな高級ウールや混紡素材の場合、エタノールによって色落ちや風合いの変化が起きるケースがあります。作業前には必ず、ジャケットの内ポケットの内側やスラックスの裾裏など、目立たない場所で変色テストを行ってください。