スプー事件の真相と現在!はいだしょうこ画伯が描く伝説の絵の魅力
すべての始まりは、NHK Eテレ(当時のNHK教育テレビ)の長寿番組『おかあさんといっしょ』だった。番組内の人気コーナー「スプーのえかきうた」にて、事件は唐突に起きた。
画面に登場したのは、黄色く愛らしい姿をした番組のメインキャラクター、スプー。曲に合わせて絵を描き進める企画だったが、彼女の筆から生まれたのは、オリジナルの面影を全く留めない異形のものだった。
鋭い眼光、何本も生えた謎の突起、狂気を孕んだシルエット。隣でキャンバスに向かっていた歌のお兄さん・今井ゆうぞうが、カメラの前で必死に引きつる笑顔を浮かべ、笑いを堪えながら「しょうこおねえさんも上手だね」とフォローを入れたシーンは、NHKの歴史に永遠に刻まれる名場面となった。