スマホ熱中症に保冷剤はNg?内部結露の罠と正しい冷却法を解説

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結露だけではない。スマホの心臓部であるリチウムイオン二次電池そのものも、急激な温度変化にきわめて弱い。

バッテリー内部では、イオンが電解液を行き来することで放電と充電が行われている。急激な冷却は、この繊細な化学反応のバランスを根底から狂わせる。結果としてバッテリー容量の急激な低下や、内部抵抗の増大による寿命短縮、最悪の場合は電池の膨張を引き起こす。Appleを率いるティム・クックをはじめ、主要メーカーの開発陣がプロセッサの省電力化と熱設計に膨大なコストを投じているのは周知の事実だ。iPhone 15 Proのような高精度チタン構造や最新のAndroidフラグシップ機は、ミリ単位の緻密な熱拡散設計を前提としている。そこに氷点下の物体を押し付ける行為は、技術者たちが構築した精密な熱循環システムを暴力的に破壊するに等しい。

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