その数値は安全か?年代別の血圧基準と専門医が明かす測定の盲点

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血圧を測る際、一般に「上の血圧」と呼ばれるのが収縮期血圧であり、「下の血圧」と呼ばれるのが拡張期血圧だ。心臓が力強く収縮して血液を全身へ送り出したときの圧力が収縮期血圧、血液を再び心房に溜め込むために拡張したときの圧力が拡張期血圧を示す。

若年期から壮年期にかけては、末梢血管の緊張や自律神経の乱れによって拡張期血圧だけが突出して高くなるケースが散見される。これを放置すると、抹消の細動脈が硬く脆くなり、早期の臓器障害を引き起こす引き金となる。

一方、加齢に伴い大動脈の柔軟性が失われると、上の血圧が跳ね上がる一方で下の血圧が低下し、いわゆる「脈圧(上下の差)」が広がる。これは動脈硬化症が進行している典型的なサインだ。脈圧が65 mmHgを超えている場合は、心臓に大きな負荷がかかっているシグナルと捉えるべきである。

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