手首の激痛を解放!整形外科医が教える腱鞘炎サポーターの決定版
親指を広げたり伸ばしたりする動作で手首の親指側に強い痛みが走る症例は、一般に狭窄性腱鞘炎と呼ばれる。1895年にスイスの外科医フリッツ・ド・クエルバンが症例を発表したことから、現代でもド・クエルバン病の名で知られるこの疾患は、子育て中の保護者やパソコン作業の多いビジネスパーソンを容赦なく襲う。症状が深刻化すると、手首のわずかな振動や自重すら耐えがたい激痛に変わる。
専門メディアであるNHK健康チャンネルなどでも特集が組まれる通り、過度の手指使用による腱鞘炎を放置することは慢性化への最短ルートだ。特に親指側の長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が通過するトンネル状の組織(腱鞘)が肥厚すると、摩擦は増大する一方となる。患部を安静に保つことこそが初期治療の鉄則であり、日常行動を制限せずに安静度を高める技術が求められている。