実在するトトロのバス停はどこ?大分・宮崎の聖地と誕生の真相を徹底追跡
全国に数あるスポットの中でも「元祖」として名高いのが、大分県佐伯市宇目大字南田原に位置する「ととろのバス停」です。この場所が聖地となった最大の理由は、もともとこの集落の地名が「轟(ととろ)」であったことに由来します。
1990年代後半、大分バスの路線バス停標識に「ととろ」の平仮名表記が採用されたことをきっかけに、誰ともなくネコバスやサツキ・メイの木製看板を設置したことで全国的なブームへと発展しました。2013年に路線バス自体は惜しまれつつ廃止されたものの、現在は佐伯市コミュニティバスの待合所として保存され、隣接地には小さな木製トトロが数多く並ぶ「トトロの森」が整備されています。
木々に囲まれた静かな渓流沿いのロケーションは、映画の世界観そのものです。老朽化したパネルの定期的な塗り直しや周辺の清掃活動など、地元有志による手厚いメンテナンスが施されており、ノスタルジックな原風景が今も大切に保たれています。