世界を揺るがすハリウッド超大作と話題の劇場アニメの全貌に迫る
アメコミ映画の歴史が、再び大きく動く。マーベル・スタジオが威信をかけて世に送り出す『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は、マルチバース・サーガの集大成として世界中のポップカルチャーを席巻するはずだ。ロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役として電撃復帰を果たすサプライズは、映画界全体に走った激震そのものだった。規格外のスケールで描かれるSFアクション映画として、劇場を興奮の渦に巻き込むことは間違いない。
これに対抗するのが、ワーナー・ブラザースが放つ漆黒の傑作『THE BATMAN-ザ・バットマン- パート2』だ。ロバート・パティンソン演じるブルース・ウェインの苦悩と、ゴッサム・シティの深淵を抉り出す重厚なリアリズム。マット・リーヴス監督が築き上げた緻密な世界観がどこまで深化するのか。ダイナミズムとサスペンスという対照的な魅力を持つ二大巨頭が、興行収入の頂点を競い合う。