世界で最も多い苗字は?1億人超のメガ姓と日本の最新ランキング

世界で最も多い苗字は?1億人超のメガ姓と日本の最新ランキングについての最新情報をお届けします。

なぜ中国では王 (Wang) や李 (Li) 、張 (Zhang) といった特定の苗字に人口が集中したのか。姓氏学の研究者たちが指摘するのは、古代王朝における皇帝の恩賜や、易姓革命に伴う改姓の歴史である。例えば唐の時代、皇帝の姓である「李」を下賜されることは最大の誉れであり、多くの臣下や異民族が自発的に李姓へと改めた。

また、中国の長い歴史の中で、一族の庇護を得るために有力な大姓へ変更する現象が繰り返されたことも大きい。人口統計学の観点からも、中国で使われる苗字の種類は数千程度と、日本の数十万種に比べて圧倒的に少ない。結果として、ごく一部の有名な姓へ人口が集約される構造が完成した。

さらに、19世紀以降の移民の波によって、これらの姓は東南アジア、北米、欧州へと一気に広がった。グローバル化した現代社会において、王 (Wang) や李 (Li) はもはや一国の枠を超え、世界中で最も目にする国際的な記号へと進化を遂げている。

関連記事