世界席巻の姫カット進化論!小顔を叶える黄金比率とオーダー術
姫カットの歴史を紐解くと、1970年代のアイドルカルチャーや、90年代からゼロ年代にかけて原宿を中心に花開いたゴシック・アンド・ロリータ文化に行き着く。ドールのような非現実的な可愛らしさを演出するための象徴的なアイコンとして、長年カルト的な支持を集めてきた。
潮目が変わったのは、世界的なリバイバルを果たしたY2Kファッションの隆盛だ。ミレニアム期のサイバー感や反骨精神を宿すスタイルと、日本のオルタナティブな美意識が共鳴。直線的なカッティングが生み出すアヴァンギャルドなニュアンスが、レトロでありながら未来的なアクセントとして再解釈されたのだ。パリやミラノのコレクションでもモデルたちが姫カット風のサイドバングをなびかせて闊歩し、サブカルチャーのアイコンは一気にハイファッションの主役に躍り出た。