センダンの木を植えてはいけない理由とは?実の毒性とことわざの真相

センダンの木を植えてはいけない理由とは?実の毒性とことわざの真相について見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。

「大成する人物は幼少期から優れた才能を示す」という意味のことわざとして広く知られる「栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)」。この言葉から、「センダンの木は芽が出たときから良い香りがする高貴な木」と思い込んでいる方が少なくありません。

しかし、これは歴史的な植物の混同による大きな誤解です。ことわざに登場する「栴檀」とは、仏教儀式や高級お香として名高いビャクダン科の熱帯性常緑樹「白檀(サンダルウッド)」の中国名を指しています。

一方、日本の公園や山野に自生しているセンダンはセンダン科の落葉高木であり、白檀とは植物分類学上まったく別の植物です。日本に自生するセンダンは、双葉の段階はおろか、成木の葉や樹皮を擦っても白檀のような芳香を放つことはありません。古典に記された甘美な香りを期待して庭に植えると、全く異なる性質に直面することになります。

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