栄光の甲子園と花火はどこへ?激変するPl教の知られざる現在地
富田林の丘陵地にそびえ立つ高さ180メートルの「大平和祈念塔(通称・PLタワー)」。粘土を指先でひねり上げたような異様なフォルムは、あらゆる戦争犠牲者の霊を慰めるために建立された。遠方からも一目でわかるその偉容は、かつての教団の圧倒的な資金力と影響力を今に伝えるモニュメントだ。
だが、かつて一般開放されていた展望台は閉鎖され、タワーの足元を訪れる人の姿はまばらだ。新宗教全体が直面している信者の高齢化と次世代への継承難は、PL教にも重くのしかかる。巨大な建造物を維持・管理していくこと自体が、組織にとって小さくない負担となっている実態が浮き彫りになっている。