日本の情報機関の実態!内調・公安・防衛省の違いと日本版Ciaの真相
対外的な軍事情勢や安全保障環境の分析において、国内最大の規模と予算を誇るのが防衛省情報本部(DIH)です。市ヶ谷の防衛省本省内に本部を置き、約2,500人の自衛官・防衛事務官が勤務しています。
防衛省情報本部の役割は、以下の複数のインテリジェンス手法を組み合わせた高度な軍事情報収集です。
・電波部(SIGINT / シギント):全国数か所の通信所(喜界島、稚内など)で周辺国の無線・レーダー通信を傍受・解析。
・画像・地理部(IMINT / イミント):商用衛星や自衛隊の偵察アセットから得られた画像データの精密分析。
・分析部・統合情報部:収集されたデータを統合し、自衛隊の運用や政策判断に直結する戦略情勢を評価。
一方、外交ルートを通じた人間による情報収集(HUMINT / ヒューミント)で不可欠な存在が外務省国際情報統括官組織です。世界各地に展開する在外公館の外交官や防衛駐在官が現地政府高官、シンクタンク、ジャーナリストらと構築した独自の人脈から、非公開の政策意図や国際情勢の内情を吸い上げています。