日本中が息を呑む衝撃作!Snsを席巻する名作ドラマの舞台裏
サスペンスの緊迫感とは対極のベクトルで日本中を唸らせたのが、稀代の脚本家・宮藤官九郎による『不適切にもほどがある!』だ。昭和のダメ親父が令和へタイムスリップするという突飛な設定から放たれる切れ味鋭い風刺は、現代社会の息苦しさやポリティカル・コレクトネスの欺瞞を軽やかに笑いへと昇華させた。
本作が特筆すべきは、リアルタイム放送のみならずTVerをはじめとする見逃し配信で爆発的な再生数を叩き出した点にある。世代間ギャップを巡る議論がSNSで白熱し、毎週金曜の夜にはセリフのワンフレーズがトレンド入りを果たした。日本のテレビドラマが持つ「言葉の力」と「時代を批評する眼差し」の底力を、宮藤官九郎は改めて証明してみせた。