レトロな問屋街が激変!岡山・問屋町の隠れ名店と最新カフェ取材
岡山市北区に位置するこの一角は、元々は1960年代に形成された卸売業の拠点だった。無骨な鉄骨構造やトラックターミナルの名残、高い天井から差し込む斜光。一見すると過去の遺物に見える構造物が、新進気鋭のクリエイターたちの手によって息を吹き返している。「問屋町再生都市デザインプロジェクト」が実を結び、建物のコンクリート躯体を活かした斬新なショップが整然と立ち並ぶ。
コンクリートの質感をあえてむき出しにし、黒塗装のパイプや温かみのある無垢材を組み合わせたインテリアは、今やエリア全体のアイデンティティだ。「リノベーションまちづくり計画」のガイドラインに沿って進められた改修によって、街全体に統一感と独特のヴィンテージ感が漂っている。歴史の重みとモダンなデザインが重なる風景は、都市の記憶を未来へと繋ぐ好例といえるだろう。