ライナス症候群の謎に迫る!大人の安心毛布と執着の心理メカニズム
21世紀の現在、この症状は毛布という形だけにはとどまらない。四六時中スマートフォンを手に握りしめていないとパニックを起こす状態や、お気に入りのアロマオイルや特定の服の匂いを嗅ぎ続ける行動も、本質的には同じ心理的根っこを持っている。
「常に触れている何か」が存在しないと、脳が外界を脅威とみなしてしまう。デジタルの波に呑まれる現代社会において、物理的・知覚的な安心の拠り所をどこかに確保しようとする衝動は、むしろ以前にも増して強まっていると言えるだろう。