激動の歴史と早咲き桜を歩く!宇都宮城址公園の魅力を徹底解剖
栃木県内でいち早く春の息吹を感じたいなら、園内南側の堀沿いへ向かうのが正解だ。例年2月下旬から蕾がほころび始め、3月上旬から中旬にかけて満開を迎える河津桜の並木は、まさに圧巻の景観を描き出す。
ソメイヨシノよりも濃い紅紫色の花びらが青空に映え、復元された白壁の櫓や巨大な土塁とのコントラストが鮮烈な陰影を生み出す。開花期が長く、約1か月にわたって見頃が続く点も遠方からの来訪者には心強い。
地元写真愛好家が教えるベストアングルは、南側の堀越しに桜の枝越しに櫓を見上げる構図だ。午前中の斜光が差し込む時間帯は堀の水面が鏡のように桜と櫓を映し込み、息を呑むほどの情景に出会える。ベンチに腰を下ろして風に揺れる花を愛でる時間は、旅の慌ただしさを忘れさせてくれる。