青森の奥座敷・浅虫温泉の穴場攻略ガイド!絶景露天風呂と隠れグルメ
この地の歴史は古い。平安時代初期の837年、高僧・円仁(慈覚大師)が諸国行脚の折に傷ついた鹿が湧き出る湯で癒やされているのを発見したのが始まりとされる。当初は布織物の麻を蒸すために利用されていたが、1190年に法然上人が「傷病の湯治に用いるべし」と説き、温泉利用が広がった。
また、文化的な深みも浅虫温泉の誇りだ。昭和の版画家・棟方志功は戦中から戦後にかけてこの地に滞在し、多くの傑作を生み出した。彼が愛した旅館には今も肉筆画や書が残され、当時の温もりを伝えている。こうした豊かな風土と人々の暮らしは、NHK『新日本風土記』などのメディアでも幾度となく特集され、単なる観光地を超えた文化拠点としての存在感を放ち続けている。