琴平神社(金刀比羅宮)1368段を攻略する参拝裏ワザと限定御朱印
金刀比羅宮の主祭神として祀られているのは、国造りの神であり殖産興業や交通安全を司る大物主神である。しかし、歴史の深層を紐解くと、もう一柱の重要な祭神である崇徳天皇の存在を外すことはできない。
保元の乱に敗れ、讃岐の地に流された崇徳天皇。失意のなかでこの地で崩御された悲運の帝を顕彰し、その霊を慰めるために相殿に祀られた。中世から近世にかけては「金毘羅大権現」として神仏習合の聖地となり、修験者や修学僧が交錯する一大信仰拠点を形成した。神道の厳かさと仏教の包容力が混ざり合った歴史の層が、いまも境内の随所に色濃く残っている。