栄光から破滅へ…韓国歴代大統領が辿った権力闘争と悲劇の真相

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1987年の民主化闘争を経て直接選挙制を勝ち取った韓国社会だが、現代に入っても指導者を揺るがす地殻変動は止まらなかった。その象徴が、朴正熙の娘として初の女性大統領に就任した朴槿恵の失脚劇である。

2016年、親友の民間人による国政介入スキャンダルが発覚すると、ソウル中心部を数百万人規模の「ろうそく集会」が埋め尽くした。国会による弾劾訴追、憲法裁判所の罷免判決、そして逮捕。国民の直接的な怒りが現職大統領を権力の座から引きずり下ろした瞬間だった。

その熱狂を受け継ぎ「積弊清算」を掲げて誕生したのが文在寅政権である。文在寅は検察改革や南北融和政策を強力に推進したが、不動産価格の高騰や主要閣僚のスキャンダルを機に保守派の激しい反発に直面。検察トップとして政権と激しく対立した尹錫悦が、皮肉にも政権交代の旗手として大統領へと登りつめる契機を作ることになった。

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