プロ直伝のゆずの切り方決定版!香りと果汁を引き出す保存と調理法
ゆずを切る際、多くの人が赤道線で真っ二つに切ってしまう。だが、それでは種を包丁で潰して苦味を全体に広げてしまう原因になる。香気成分が詰まった皮の油胞(ゆほう)を押し潰さず、種を傷つけずに取り出すには「縦切り」と「斜め45度カット」の組み合わせが効果的だ。
果汁と香りを損なわない最新テクニックの基本手順は以下の通りだ。
まずヘタを上にして垂直に包丁を入れ、房と房の間を沿うように8等分(くし形)にカットする。こうすることで、種が表面に押し出され、竹串や包丁の先で撫でるだけで抵抗なくぽろぽろと取り除ける。種を取るストレスが激減するはずだ。
さらに、皮から放たれる芳醇な香りを極限まで高めるには、包丁の切れ味が欠かせない。押し切りではなく、包丁の刃渡りを全体に使って「引いて切る」のが鉄則だ。潰さずに薄く削ぎ落とされた皮は、口に含んだ瞬間にフレッシュなアロマを爆発させる。