プロ直伝!下地を傷めず一気に落とすコーキング剥がし道具選び
古くなったシール材を剥がす際、プロと素人の差が出やすいのが「道具選び」の第一歩だ。現場の最前線で活動するDIYアドバイザーは、「剥がす場所の材質と、目地の幅に合わせたツール選定が合否を分ける」と指摘する。例えば、下地が金属やタイルなどの硬質な素材であれば切れ味鋭い金属製ブレードが有効だが、アクリル人造大理石の浴槽や樹脂製サッシの場合、金属刃は一発で不可逆な傷をつけてしまう。
失敗しない道具選びの原則は、まず下地素材の硬度を確かめることだ。デリケートな素材にはナイロンやポリアセタール樹脂で作られたコーキングスクレーパーを選び、目地の奥深くにへばりついたしつこい被膜には専用の金属カッターを使い分ける。さらに、握りやすいグリップの厚みや、刃の角度が調整できる機構を備えているかどうかも、長時間の作業で手首の疲労を防ぎ、一定の力加減を維持するために見逃せないポイントだ。