プロ直伝!ミートパスタの味を激変させる極秘隠し味と本格ボロネーゼ術
私たちが普段なにげなく口にしているソースだが、本場の伝統的なスタイルとは明確な線引きが存在する。イタリア本国で愛される本物のラグー・アラ・ボロネーゼは、トマトソース煮込みではなく「肉の煮込み料理」だ。
伝統的なイタリア料理のルーツであるエミリア=ロマーニャ州ボローニャ地方のレシピでは、主役はどこまでも肉そのもの。トマトは色付けと少々の酸味を補う程度のペーストにとだめ、赤ワインや牛乳で肉の繊維を柔らかく解きほぐしながらじっくりと時間をかけて煮込む。
一方、日本で独自の発達を遂げたスタイルは、ケチャップや砂糖、ウスターソースなどをベースにした甘みのあるトマト主体の味わいが特徴だ。どちらが良い悪いの問題ではない。だが、本場のロジックを知ることで、家庭でも「肉の旨味を前面に押し出した本物の味わい」を作り出すことができる。