プロ野球から大魔神へ!怪優・橋本力の壮絶人生とリー共演秘話
橋本力の出演映画は特撮や海外作品にとどまりません。大映時代劇の金字塔である『座頭市』シリーズや『眠狂四郎』シリーズでも、主人公の前に立ちはだかる手強い刺客役として欠かせない存在でした。主演の勝新太郎からもその太刀捌きと間合いの取り方を高く評価され、立ち回りの相手役として重宝されていました。
また、1968年の特撮映画『妖怪大戦争』では、古代バビロニアの吸血妖怪「ダイモン」役を怪演。大魔神で培った無機質かつ禍々しい威圧感を遺憾なく発揮し、作品を大ヒットへと導く原動力となりました。
スクリーン上では冷徹な悪役や恐ろしい怪物を演じることが多かった一方、撮影所での素顔は非常に温厚で紳士的な人物として知られていました。後輩俳優やスタントマンへの気配りを欠かさず、過酷な現場でも弱音を吐かない姿勢は、多くの映画関係者から慕われていました。