最速160キロの豪腕!鷹・杉山一樹が遂げた真の覚醒と進化の全貌
本拠地であるみずほPayPayドーム福岡のスタンドは、杉山がコールされるだけで異様な熱気に包まれる。ライトスタンドを埋め尽くすファンが期待するのは、アウトカウントをすべて三振で積み上げるような圧倒劇だ。カウント球としてカウントを稼ぐカットボールと、決め球として低めに突き刺さるフォーク。球種ごとの腕の振りが直球と完全に一致しているため、打者は打席の中で判断の遅れを余儀なくされる。
球場特有の硬いマウンドを味方につけ、力強い踏み込みから繰り出されるボールは打者の視界から消えるような錯覚を与える。追い込んでからのウイニングショットに対して、バッターが思わず天を仰ぐシーンはもはや日常の光景となった。地元ファンの大歓声を力に変え、ピンチの場面を無失点で切り抜ける姿は、まさにホークス投手陣の象徴である。