伝説のロック歌手から世界の怪演派へ!石橋凌が明かす破格の役者魂
1977年の結成以来、硬派なメッセージと攻撃的なビートで日本の音楽シーンを揺るがしたバンド「ARB」。その中心で怒りと情熱を叫び続けていたのが彼だ。80年代の日本のJ-ROCKシーンにおいて、社会的矛盾や若者の葛藤を容赦なく撃ち抜く楽曲群は、熱狂的な支持を集めるバイブルとなった。泥臭くも圧巻の熱量を誇るライブパフォーマンスは、後世のミュージシャンたちに今なお色褪せぬ影響を与え続けている。
だが、音楽活動が絶頂期を迎えていた最中でも、彼の表現欲求はひとつの枠組みに収まりきらなかった。過激なステージで見せるカリスマ的オーラは、次第に映画関係者の目を惹きつけることになる。表現の場をライブハウスから銀幕へと拡張していく決断は、彼にとって必然の進化だった。