熱狂続くクロムハーツ東京!青山や銀座の在庫と入場整理券を追う
このブランドがなぜこれほどまでに人を惹きつけてやまないのか。その根底には、創業者リチャード・スタークが貫き続ける妥協なきクリエイションがある。1988年の創業以来、大量生産による効率化を頑なに拒み、一つひとつのディテールを手作業で仕上げる職人気質を守り抜いてきた。
中世の装飾美術から着想を得たクロスやフローラル、CHプラスといったモチーフは、かつて90年代のゴシック・ファッションシーンを席巻した。しかしリチャード・スタークの美学は、時代遅れのサブカルチャーに留まることを許さなかった。建築、家具、ファインアートへと表現領域を広げ、ダークで重厚なゴシックの世界観を、現代のコンテンポラリーカルチャーへと見事に昇華させたのである。