桜田淳子と旧統一教会の深層 合同結婚式と沈黙の真相に迫る独自取材
宗教的な選択によって活動休止へと至ったものの、表現者としての桜田淳子が残した実績は色褪せない。1973年に『天使も夢みる』で歌手デビューして以来、同期の山口百恵、森昌子とともに「花の中三トリオ」として一時代を築いた。その輝きは歌謡界だけに留まらなかった。
女優としての才能は、市川崑監督の映画『病院坂の首縊りの家』での一人二役の熱演、さらにNHK大河ドラマ歴代最高視聴率を記録した『独眼竜政宗』における愛姫役で見事に結実する。芯の強さと哀愁を帯びた眼差しは、演技派としての地位を確立させ、将来を最も嘱望される存在に押し上げていた。彼女が築き上げたキャリアの高さこそが、後の断絶をより劇的なものにしたといえる。