削るだけで自律神経が整う?大人のスクラッチアート最新極意
「自分にも綺麗な絵が削れるだろうか」と不安に思う初心者も多いはずだ。しかし、いくつかの基本的な技術さえ押さえれば、誰でも圧倒的なクオリティの作品に仕上げることができる。最も重要なアイテムが、ペン先の太さや形状が異なる専用のスクラッチペンだ。細部を描き込む極細の金属製筆先と、面を広範囲に削るための木製太軸ペンを使い分けることが、プロのような立体感を生み出す第一歩となる。
削る際の最大のコツは、筆圧のコントロールと「面削り」のテクニックにある。最初にアウトラインをなぞる時は軽い力で均一にラインを均し、光を表現したい背景や広いエリアはペンの角度を寝かせて斜めにシートを剥がしていく。もし途中で線をはみ出しても焦る必要はない。周囲の黒地をうまく活かしてグラデーションのように削り広げれば、それがそのまま自分だけのオリジナリティへと昇華する。