タピオカの正体とは?原料キャッサバの毒抜きと太る理由を徹底解明
タピオカをドリンクに入れるという革新的なアイデアは、1980年代の台湾で誕生しました。発祥を巡っては台中の「春水堂(チュンスイトウ)」と台南の「翰林茶館(ハンリンチャカン)」がそれぞれ元祖を主張していますが、いずれにしても台湾の伝統的なお茶文化と屋台スイーツ文化が融合して生まれた「国民的ドリンク」であることに疑いはありません。
日本におけるタピオカの歩みを振り返ると、これまでに3回の大きな波がありました。
- 第1次ブーム(1990年代前半):中華料理のデザートとして、ココナッツミルクに浮かべた小粒の「白タピオカ」が流行。
- 第2次ブーム(2008年前後):台湾発のテイクアウト専門店が日本に上陸し、大粒の「ブラックタピオカ」が若者の間で浸透。
- 第3次ブーム(2019年前後):SNSの普及とともに爆発的な大流行を記録し、「タピる」が流行語大賞トップ10に選出。
社会現象となった熱狂的な第3次ブームが落ち着いた現在では、一過性の流行店が淘汰され、品質や茶葉の抽出技術にこだわり抜いた実力派ブランドだけが生き残る成熟した市場を形成しています。