ドラえもん声優交代はいつ?2005年一新の理由と歴代キャストの全貌
2005年の交代発表時、日本中を驚愕させたのがジャイアン役に抜擢された木村昴さんの当時14歳(中学2年生)という若さでした。総応募者数数百名規模にのぼる完全非公開の極秘オーディションにおいて、当時劇団に所属していた中学生の木村さんは「記念受験のつもり」で参加したと後に語っています。
先代のたてかべ和也さんはオーディションの選考には直接関わっていなかったものの、木村さんの合格を知るとすぐにプライベートで食事に誘い、「お前が次のジャイアンだ。俺の真似はしなくていい、お前らしいジャイアンを作れ」と熱いエールを送りました。その後、木村さんが20歳になって初めて乾杯した酒の席のエピソードは、声優界屈指の美談として語り継がれています。
しかし、放送開始当時の世間の反応は決して歓迎ムード一色ではありませんでした。26年間染み付いた大山ドラえもんの声とイメージが強烈だったため、視聴者からは「声に違和感がある」「昔のドラえもんが恋しい」といった戸惑いや批判的な声がインターネット掲示板やメディアに殺到しました。新キャスト陣は凄まじいプレッシャーに晒されながらも、原作漫画の原点に立ち返った芝居を愚直に磨き続け、数年をかけて新たなドラえもん像を視聴者の心に根付かせていきました。