【衝撃スクープの記憶】高岡早紀と布袋寅泰、あの夜の真相と20年目の残響――狂乱の平成芸能史が問いかけるもの
一方で、もう一人の当事者である今井美樹の動向にも世間の注目が集まった。彼女は公の場で多くを語らず、静観の姿勢を貫いた。かつて布袋との劇的な恋愛を経て結婚に至った彼女のストーリーを知るファンにとっても、この事態はあまりに複雑だった。
沈黙を守る妻、追及を逃れる夫、そして矢面に立つ女優。芸能ジャーナリズムは三者三様のドラマを勝手に描き出し、連日のようにストーリーを紡ぎ上げた。プライベートの泥沼劇が、巨大なエンターテインメントとして消費されていく典型的な構図がそこにはあった。