失敗しない和歌山お土産選び!王道銘菓と隠れた名品を徹底取材
和歌山県が世界に誇る農産物といえば、やはり紀州南高梅をおいて他にない。みなべ町や田辺市を中心に広がる梅林で育まれる南高梅は、薄い皮と極めて柔らかい果肉、そして豊かな芳香が特徴だ。しかし、一言に梅干しと言ってもそのバリエーションは驚くほど多岐にわたる。
昔ながらの塩分約20%で漬け込んだ白干梅は、キリッとした強い酸味と塩気が梅本来の旨味を極限まで引き出している。対して、良質な蜂蜜を贅沢に使った塩分控えめの調味梅干しは、まるで上質な和スイーツのようにまろやかでフルーティーだ。木箱に一粒ずつ和紙包装されたプレミアム品は、ビジネスの重要な手土産としても重宝されている。
近年は、オリーブオイルやハーブとともに瓶詰めされた洋風アペタイザーや、梅肉をフリーズドライにして旨味を濃縮した調味料など、食卓のシーンを選ばない進化系プロダクトも続々と誕生している。伝統的な健康食の枠を飛び越え、日常を彩るガストロノミーとして再定義されているのだ。