水底の殺し屋「魚虎」が牙を剥く!生態系を脅かす異常繁殖の全貌
被害は単なる一魚種の減少にとどまらない。米国のナショナルジオグラフィック協会が発表した最新フィールド調査レポートによると、魚虎が定着した湖沼では、わずか数年のうちに在来の淡水魚のバイオマス(生物量)が80パーセント以上激減した水域が確認された。
フナやコイの稚魚、タナゴ類など、水底の生態系ピラミッドを支える基盤が根こそぎ奪われている。藻類を食べる小型魚が消えたことで水質汚濁が進み、透明度が低下した水域では水草が枯死するという負の連鎖が起きている。ナショナルジオグラフィック協会の主任研究員は、「ピラミッドの底辺が崩壊すれば、水鳥も水生昆虫もすべて連鎖的に消滅する。これは静かなる水質破滅だ」と警告の度合いを強めている。