激変するサッカー人口の真実!日本代表熱狂の裏に潜む構造的危機
日本国内で今もっとも育成現場を揺るがしているのが、スポーツ庁が旗を振る「部活動地域移行」の波だ。教員の働き方改革を主目的として進められるこの大改革は、中学校のサッカー部に劇的な地殻変動をもたらしている。
放課後や休日に学校でボールを蹴るという当たり前の風景が消えつつある。受け皿となる地域クラブの指導者確保や活動費用の負担をめぐり、自治体ごとに深刻な格差が生じているのが実情だ。経済的に余裕のある家庭の子どもは民間の強豪クラブへ通い、そうでない子どもはピッチを去る。長年日本のタレント供給源だった学校スポーツの仕組みが、いま重大な分水嶺に立たされている。